
足元で微妙なニュアンスを付けられるエフェクターと言えばやはりワウペダルでしょう!
ペダル系エフェクターの中でも歴史が古く、様々なバリエーションがありますが最も基本となるワウペダルの解説をしていきます♪
とにかく色んな曲で使えて足元にあるときの安心感たるや!って感じです。初心者でも簡単に使えるペダルなのでおすすめですよー!
ワウペダルって?
ギターから出力された信号をいじるのは基本的にツマミですが、それを手じゃなくて足でやってしまおう!というものでして、見た目は完全にただのペダルです。イメージ的には車のアクセルみたいな感じかな?
ギター本体についているトーンのツマミをよりダイレクトに効かせてくれる便利アイテムです。
踏み込むと高音域がブーストされ、逆に戻していくと高音域がカットされます。
一気に踏み込んでトーンを強調して強烈なフィードバックを得るというのも定番の使われ方ですね。
バッキング、ソロ問わず様々な場面で使用されるエフェクターでクリーンの時に連続して踏んだり戻したりをして「チャカポコ」させたり、歪ませた状態で思いっきり踏み込むor半ばで止めることで特定の音域をブーストさせてソロの音を立たせたりすることが出来ます。
音色を丸々変える、というわけではなく特定の周波数帯域を際立たせる目的のエフェクターです。
踏んで操作するものなので、精密性も大事ですがどれだけ丈夫か?というのも大事なポイント。
本記事で紹介しているペダルはそのあたりも当然クリアしているモデルで、現在使用比率は世界で一番高いかもしれないレベルで定番のワウペダルです♪
ワウペダルってどんな音がするの?
複数モデル紹介PVですが、この中の【V847-A】というモデルです。
ヴィンテージ的トーンを得つつも現代の激しいライブパフォーマンスにも対応した堅牢度を誇る非常に優秀なペダルです。
踏み込んでブーストさせたときの音はやっぱり気持ちイイですよね♪単調なフレーズも一気にエモーショナルに聴こえます!
おすすめの使い方!
非常に幅広く使える優秀なエフェクターですが、おすすめの使い方として2パターン紹介します!
どちらも超ド定番で一度は聞いたことがあるはず!
ギターソロで踏み込む・半分くらいの位置で止める
前述の通り、ソロなどの音を立たせたいとき…要するに目立ちたいときw
一気に踏み込んでうねりのあるトーンへ変えてしまう方法です。ハイが立ちすぎている音は常時だと聞くに堪えない耳の痛さがありますが、局所的なものであればただただエモーショナル…エモくなります。
ただのチョーキングしている音が叫びながら音程が上がるような。他のペダルやエフェクターと組み合わせることでさらにバリエーション豊かになりますのでフレーズはいいけど何か足りない…っていうときにはおすすめです。
また、一番下まで踏み込まずに敢えて真ん中あたりで止めるというのもおすすめ。
半ばで止めるとブーストさせるのは高音域(ハイ)ではなく中音域(ミドル)になります。ギターの一番おいしい音域を増幅してくれるので必然的に音が気持ちよく前に出てくれるんですよね。
特に際立たせたいフレーズがあるときに有効な手法です。
クリーントーンのカッティングで素早く踏む
いわゆるチャカポコ音です。
カッティングで音量変化は手元でできますが、音域のブーストはやはり足でないと両手がふさがっている状態では操作ができません。
ファンクなどのジャンルでは定番的に使われる手法で、演奏に合わせて素早くペダルを踏み込んだり戻したりすることでフレーズに彩りを加えてくれます。
チャカチャカ鳴っているとどうしても耳に痛い部分も出てきますが、それを高音域をカットしてやることで耳によくなじむフレーズへと変えてくれるんですよね。
そこまで強烈な主張をするわけでもないので歌を殺すこともありませんし。メロウな曲、ギターよりも歌を立たせたい場合などにはあえて引き算的な意味合いで使うのも良いと思います。
まとめ!
物凄いざっくりした括りで例えると、ギターのトーンつまみを手じゃなくて足でいじってるだけなんですけど、手でツマミを回すよりも足で操作した方が確実に表情豊かになります。
可変幅も中身次第でいくらでも変えられるので自分なりに気持ちの良い部分が必ず出てくるでしょう。
初心者のうちから足元も込みで練習しておくと、ただ弾くだけよりも成長の度合いは確実に早いです。
早い段階から出来ることを知るというのはどんな世界においても大事なことだと思いますし、初心者はなかなか気づけない部分だと思います。
高性能多機能ほど、どうしても値段的なものは上がっていくのが現実ですがこちらのモデルは長く愛され続けている定番でありながらも価格が初心者でも手が出せるレベルの安価な部類に入ります。
ネットで送料込で10,270円と、かなり安い部類です。
ギターと一緒にあると確実に楽しくなるアイテムなので余裕がある人にはぜひ手に取って(足に取って?)ほしい一品です♪