
何年も前ですが、Youtubeなどで「弾いてみた」動画でこぞってみんなが演奏した名曲「Godknows」のテクニカルなギタープレイの長門!
バンドとかギターとかよくわからないという人でも多分「うまい!」と思ったはずです。あれをきっかけにギター始めた人が私の周りにはちらほらいました。
長門モデルについての考察です!
長門の使っているギターは?
Gibson製のSGというモデルです。
レスポールの兄弟的立ち位置になるギターで、構造やパーツ構成等レスポールと似ている箇所が多くあります。
色はマホガニーカラーが一般的ですが長門モデルは目を引くホワイトのボディに黒のピックガードと通常のSGに比べると若干派手な印象です。
少し通常のSGと異なる点がありますのでそちらを解説。
基本的にコントロール関係は通常のSGと同じです。
異なるのは
- 指板のインレイがブロックではなくドット
- ピックアップカバーの有無
の2点が大きな違いです。
音的なものが変わるとかの部分ではなくほぼ見た目のみです。
(ピックアップカバーは音変わるかもしれませんが気づかないレベルでしか変化しないので無視していいと思います)
指板のインレイは基本的にGibsonのレスポール系のギターはブロックインレイといって四角い模様が多いです。
こういう形ですね。
それに対して長門モデルはドットマークなので小さい丸が付いてるだけです。
どちらかというとFender系のギターに多く採用されるポジションマークになります。
こんな感じ。ブロックインレイに比べるとだいぶ控えめですよね。
どっちの方が良い!とかはありません。
完全に好みの問題です。音への影響はゼロと言っていいです。
ピックアップカバーに関してはただのパーツです。2つセットでも1000円もあれば買えますのでどうしてもその見た目にしたい人はカバーを付けるといいんじゃないでしょうか。
元々カバーがついているタイプのものもありますが基本的にカバードではないSGのほうが多いです。
SGってどんなギター?
商標をもっているのはGibsonで、レスポールの兄弟的なモデルです。
SGについてもっと詳しく知りたい方はこちらから
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見た目的にはレスポールと全然違いますが、厳密にいうとSGもレスポールのラインナップに含まれる形で登場しています。
※現在は普通にSGとして売られていますが。
レスポールに比べると非常にボディが薄く、ハイフレットまでボディがえぐられているので高音域のプレイが非常にしやすい。
ボディが単板で薄く軽い為、取り回しやすさもレスポールよりもはるかに良いです。感覚的にはストラトを持ってるのに近いですね。
ストラップピンがデフォルトではボディ裏ネックの付け根あたりにあるのでストラップをつけて抱えたときのバランスがあまりよくないことが多いので気を付けましょう。
立って弾いてるときに勝手にネックが下に下にと下がってきますw
音響特性的な部分で言うと、ボディ材はレスポールと同じでピックアップもレスポールと同様にハムバッカーが2発搭載されているので軽いギターでありながら分厚い音を作るのに向いています。
逆にその軽さを生かしてハムバッカーではないシングルコイルを搭載してヌケの良いサウンドを狙う場合もあり様々な場面で使えるギターと言えるでしょう。
レスポールを使っているギタリストであれば特に違和感なく弾くことが出来るギターだと思います。
ボディバランス以外は私も大好きですw
おすすめの長門モデル!
長門モデルっていうか、正直普通のSGですからね…w
ちょっと細かい見た目部分がレギュラーラインナップと異なる程度ですので普通のSG買っちゃえばいいと思いますw
色はマホガニーカラー、黒、白あたりが基本カラー。
ピックガードはおそらく黒ばかりです。少なくとも私はそれ以外のカラーを見たことがありません。
しかし本家のGibsonになるとやはり値段も高価ですし、廉価版のEpiphoneあたりでも初心者には結構値が張ると感じるかもしれません。
初心者向けのSGもいくつか出ているようですがやはりそのあたりの値段は初心者でも手が出しやすい価格だと思いますので是非参考にしてみてください♪