
凛として時雨のギタリスト/ボーカリストの【TK】氏が愛用しているギターについての解説紹介です♪
初めて聴いたときは変な声だな…くらいにしか思ってなかったんですが無茶苦茶テクニカルで聴けば聴くほどかっこよさが出てくるすごい不思議なバンドですよね。
全ての作詞作曲はTKによって行われているようで、独特でありながらも全ての世界観は芯がありかっこいいです。
TKが使っているギターは?
どの楽曲でもTKが使っているギターは徹底して同じタイプで、テレキャスターというギターです。
※画像はTKモデル
SHECTERというメーカーから本人のモデルが出ていますが受注生産品の為オーダーして半年くらいはかかります…
(値段も中々えげつない感じですorz)
見た目は通常のテレキャスターですが、ピックアップに大きな特徴があります。
通常、凛として時雨の曲のようなジャキジャキ鳴らしまくっている感じの曲の場合は出力の大きいリアピックアップを選択することが多いですがTKはその逆の低出力のフロントピックアップを使っているようです。
本人のモデルはフロントに大出力のピックアップを搭載しているのでそれであんな音が出せるというわけですね。
テレキャスターってどういうギターなの?
元々はFenderの商標登録しているギターで、エレキギターの元祖といってもいいギターです。
今現在、スタンダードなギターの中ではもっとも古くからあるタイプなんですね。
ギターとしての構造は非常にシンプルです。
ボディは1枚の板をざっくりと削っただけの物、それにネックをネジ止めして必要最低限のパーツをつけただけの構造です。
重量はストラトより重くレスポールよりは軽い程度で、ボディにそれなりの重量があるため立って構えた時にギターは自然とネックを水平に保とうとするのでどのポジションでも非常に弾きやすくなっています。
ボディとネックのバランスがおかしいと段々ネックが下に下がっていってしまうんですが、すべてにおいてシンプル且つ完成されたギターなのでネックが下がるということが殆どありません。
ストラトに慣れているとちょっと重く感じるかもしれませんがギター全体でみれば軽い部類でしょう。
テレキャスターってどんな音?
凛として時雨のどの楽曲でもテレキャスターの鋭いサウンドが堪能できますが、特に私が衝撃を受けた曲がこれです。
最初からジャキジャキしてるというか、物凄い尖ってる音がしてますね!
ここまでエッジの立った音はやはりテレキャスターならではです。
とにかく歯切れの良い音の立ち上がりで、1音1音がしっかりと鳴っていて他の音の邪魔になっていません。
リアピックアップで鳴らした時は特にその傾向が聴いてわかると思います。
一方でフロントピックアップの場合はその逆の特徴があり、出力は抑えめで全体的にやや丸みを帯びた出音が特徴となっています。
TKは通常のテレキャスターとは別で使用するポジションは逆のようですがこれは彼のモデルのピックアップに由来するものなので、通常のテレキャスターで似た音を出したい場合はリアピックアップを使用することで近いニュアンスの音が出せると思いますよ♪

TKのような音を出したい場合はリアピックアップを使うと近いニュアンスになります♪
おすすめのテレキャスター
本人モデルが受注生産である以上、なかなか同じものを手にするのはコスト的にも時間的にも難しいと思います。
初心者の方であれば尚更だと思いますので通常のテレキャスターをTK仕様に近づけていくのが一番いいでしょうね。
ピックアップを交換はちょっと専門的ですので初心者にはオススメしません。
本人と同じピックアップは市場に普通に流通しているので近くに楽器屋があって対応してくれるというような人は交換も視野に入れてみるといいんじゃないか?というレベルです。
とりあえず形から!という場合や初心者の方にオススメできる安価なテレキャスターについても詳細があるので興味がある人はそちらも参考にしてみてくださいね♪
初心者へおすすめのテレキャスターはこちら