
エレキギターは本来の音を出すためにはアンプが必要です。
なくてもチャカチャカと音が出るには出ますが、アンプに繋いだ時の音とは比べ物になりません…
アンプってなに?
まず、アンプとは何なのか?という説明です。
エレキギターは弦の振動をピックアップというパーツで拾い、それを電気信号に変えて出力します。
出力された信号をアンプという物体に入力して音を増幅させ、スピーカーからギターの音が出てくるという仕組みです。
難しいことは覚える必要はないので、要するに音を出すためのモノと覚えてればOKです。
アンプの種類
アンプにもさまざまな種類があり、用途によって最適解が異なります。
音色や音量、見た目などたくさん種類があるので迷ってしまいますが家で練習する用のアンプとライブ等大きな音が必要な場合とでは別モノなのでそれぞれどんなものかがざっくり分かれば大丈夫です。
コンボタイプ
家で使うものは99%がこのタイプです。
ギターからの信号を受けて音を増幅し、音色を作ってスピーカーで鳴らすまでをすべて網羅しています。
メリットは、やはりコンパクトなものなので場所をとることもなく取り扱いも簡単です。特にメンテナンス等もしなくても使うことが出来ます。
電池式とコンセントから電源を取ってくるタイプとありますが、コンセントを使用するタイプの方が一般的で、電池式のものは野外ライブや路上で弾いてる人などが良く使っています。
ヘッドフォン端子を備えている場合が多いので家で弾くならこのタイプになりますが、ライブ等で使えるように大口径のスピーカーを搭載しているモデルもあり、使用用途は多岐に渡ります。
多機能なモデルも多く、PCと繋ぐことが出来たりアンプだけで様々な音が作れたりしますので予算と目的にあわせて選ぶと良いでしょう。
- 音を出すために必要なものが全て1つになっている
- 取扱いも簡単
- 自宅練習用に最適なサイズ
セパレートタイプ
大きくわけて「ヘッドアンプ」と「スピーカーキャビネット」の2つの部品で構成されています。
大きな会場やプロのミュージシャンがこのタイプをよく使っていますので目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
サイズが非常に大きいものなので自宅で演奏するのには全く適していませんが、田舎で回りに住宅などがない場合はこのタイプのものを使うことも可能みたいです。(知り合いに1人だけそういう人がいました)
音を作る(増幅する)部分と音を鳴らす部分が完全に分かれているのでコンボタイプよりも細かい音作りをすることが可能です。
厳密にはこの音を作る部分と音を増幅する部分というのもまた別で、それすら分離したタイプのものもあるにはありますがあまり一般的ではないので無視してOKです。
音を作る部分で真空管が使われているので取扱いにも注意が必要で気候などにも左右されますので初心者には非常に扱いづらいタイプといえますが、出てくる音の迫力はまさにプロ仕様となっており音圧もえげつないです。
- プロ仕様で自宅使用には不向き
- 細かい音作りが可能
- 取扱いには注意が必要
気になる値段は?
ピンキリです。
安いもので数千円~あり、高いものになると何十万もするアンプもあります。
高ければ良いというものでもありませんので何目的で使うのかで選んでください。
自宅練習用のアンプということであればクリーントーンと歪んだ音が出せればその他の機能はついてなくて大丈夫です。
この程度の機能であれば初心者セット等についているアンプでまかなえますので敢えてアンプだけ別途購入する必要はありませんが、ギターを単体で購入したというような場合は3000円もあれば購入できます。
エレキギターの音はギター本体だけでなくアンプのクオリティにも大いに左右されますので、余裕がある人はちょっといいアンプを選ぶと後悔はしなくていいかもしれませんね♪
初めてエレキギターを買う、アンプも持っていない、という場合は別々で購入するとなると結果的に割高になることも多いので、セットのほうがその点ではオススメです。
セットについてるものでもちゃんと鳴るの?
結論から言えば、ちゃんと鳴ります。
透き通ったクリーントーン、エレキギターの醍醐味である歪んだサウンドの2種類は問題なく出ます。
それ以外の特殊な音となるとまた別の機械が必要になりますが、ちゃんとしたエレキギターの音を出したいという場合はまずアンプです。
セットについてるアンプで構いませんので必ず用意しましょう。