
かの有名な伝説的ロックバンド「ローリングストーンズ」の代表曲『サティスファクション』が本機の名前の由来です。
ファズらしいファズとでもいうか、かなりオールドっぽい音がしますね♪
古いバンドが好きな人って若い人には珍しいかもしれませんがど真ん中世代の人もいるはず!色んな世代の人たちに使ってみてほしい1台のご紹介です!
どんな音がするの?
モロに60年代のオールドロックンロールのサウンドですね!
原音を思いっきり過激に歪ませて、捉え方によっては潰れたような音がします。
今の時代みたいなハイゲインとはちょっとニュアンスの異なる、チープ感のあるサウンドです。
音圧を稼ぐというよりは表面的な音色を思いっきり歪ませた…みたいな。
ちょっと言葉では伝わりづらい部分だと思いますが、上記公式動画を参照して頂ければどういうサウンドなのかはすぐにわかると思います♪
本機はツマミが2つついているだけのこれ以上なくシンプルなファズになっています。
- VOL…音量の調節
- ATTACK…いわゆる歪みのレベル
スイッチでのエフェクターのオンオフ切り替えを行うだけのタイプで取り扱い自体は非常に簡単ですね。
オーバードライブやディストーションでは見かけない『ATTACK』というツマミですが、これは一般的な歪みエフェクターでいうところのGAINやDISTといったツマミに該当します。
ただ、その他の歪みエフェクターとファズとで異なる点ですが、このATTACKレベルは上げすぎると音の伸びが死にます。
サステイン(音の伸び)を犠牲に強烈なキャラクターを手にしているというわけです。
バッキングで使う機会が多いと思うのであまりロングトーンが必要な場面で使うことは少ないかもしれませんが、ソロで音を伸ばすために使う…という使い方には適していないでしょう。
その他本機の特徴として、トゥルーバイパス機能を搭載しています。
トゥルーバイパスとはエフェクターがオフの時に音の劣化なく信号を通す機能です。
通常、エフェクターって数をかませばかますほどにケーブルが増えていくので音が劣化していくのが普通です。
どうしてもエレキギターから出るのはあくまで電気信号なので、それを複数の回路を通れば通るほどに信号の情報は減っていき結果的に音が痩せたり劣化してしまったりします。
それを改善したのがトゥルーバイパス機能で、ハイエンドなエフェクターにはほぼ必ず搭載されている機能です。
音質劣化なく繋いでいられるので非常にクオリティが高いエフェクターになっていると言えますね♪
おすすめの使い方
60年代のオールドロックンロールのサウンドを再現しているサウンドなので、やはりその手の音楽にはがっちりハマります♪
ロックンロールにぴったり♪
本機の名前の由来ともなっている名曲「Satisfaction」です。
サウンドイメージとしてはこれが一番近いと思います。
バッキングの荒々しく歪んだサウンドは現代音楽でも局所的には使えるでしょうけど、やっぱり昔ながらのロックンロールによく合います。
ロックンロールで踊り狂いたい人に是非♪
まとめ
ロックンロールって今の時代では逆に新鮮な感じがします。
なかなか最初の1台にファズを選ぶっていうのは珍しいと思いますが、歪みのバリエーションがみんなと違うのが欲しい!という場合に敢えて狙ってみるのもアリだと思います。
逆に個性的というか、使いこなすのは難しいですがモノにできれば唯一無二の個性となります♪
コスパは非常によく、1万円以下という超低価格を実現していますので手は出しやすいですね。
その歴史の中で名演の影には結構な頻度でファズが使われています。
少しコストをかければ名機BIGMUFFなどもありますしね♪
BIGMUFFについて詳しくはこちら
参考になれば幸いです!