
エレキギターを購入して弾いていると「なんか物足りない…」と感じることが出てきます。
音に迫力がないとか、CDで聴いた音と違う…とか。
そんなチープな音を一気にかっこよくしてくれるのがエフェクターです!
絶対に必要!とまでは言いませんが、ほぼ必ずと言っていいほど使うことになるもので種類も多く値段もピンキリでどれを買えばいいのか、ギター以上に迷うことになると思いますw
初心者に向けてオススメのモデルを紹介していますので参考にしてくださいね♪
とくに需要の高い歪み系エフェクターの中から定番中の定番であるオーバードライブの紹介です!
どんな音がするの?
公式ページでは1970年代のチューブアンプ的サウンドを狙っているとの説明でした。
ブリティッシュハードロックとかそっち系の音楽ですね。現代音楽みたいな激しすぎる歪みとはまた違って温かみのある歪み方をするエフェクターです。
音を作っていくのは3つのツマミとスイッチが1つだけ、というシンプルな仕様で初心者でも非常に簡単に扱うことが出来ます。
いや実際そうとう簡単です。
それぞれのツマミは…
- VOL…ボリューム
- OVERDRIVE…歪み量
- TONE…特定音域のブースト
という役割が振り分けられています。
スイッチはトーン回路のオン/オフのスイッチで、必要に応じて切り替えることが可能です。
OVERDRIVEツマミの位置が左に近ければ近いほど変化はやさしめで、右にひねればひねった分だけ激しく音を変化させるので色んな使い方が出来ますね。
TONEツマミはスイッチがオンになっているときにどの音域をカットするのかを決定するツマミです。オフの際には音色の調整が可能になっています。
スイッチのオンオフ状態をプリセット(記録)出来るわけではないので、事前にどちらのモードにするのかは決めておく必要があります。
極端に上げすぎるとノイズやハウリングの原因となるのであくまで程々にかけるようにしましょう。
おすすめの使い方!
非常に使い勝手の良いエフェクターです。
メインの歪みとして
一般的な使用方法ですが、歪んだギターサウンドをこのエフェクターで作っていくパターンです。
プロのギタリストとかになると歪みはアンプで作ることが多く、エフェクターはスパイス的な位置になることが多いですがアマチュアのギタリストにプロ用のアンプは中々ハードルが高いです。
鳴らせる環境も限られてきますし、自宅での練習の際には向きません。
練習スタジオやライブハウス、レコーディングスタジオ等ではそのやり方で問題ないんですが、普段からメインとして使うのはおそらくエフェクターでの歪みを作ることの方が多くなってくると思います。
家でも使えますので、自分の音がどういう音なのかを知ることが出来るのでレベルアップを早めてくれます♪
音が潰れるほど歪むタイプのエフェクターでもないので、コード弾きなどの1音1音の粒がきっちりと立っていないといけないようなプレイでも煌びやかさを添えるだけで原音を潰しません。
アンプをドライブさせたような音で、控えめですが品のある歪みとして使えます。
ブースターとして
既にメインの歪みをアンプで作っている、又は別のエフェクターで歪みを作っている場合です。
バッキングは別の歪みがあるんだけど、ソロの時にもう少し音を前に出したい…というような場合がバンドになると出てくる機会が多々あります。
そこで、歪みを加えずに音量だけをイイ感じに持ち上げてくれる方法がブースターです。
ブースターは専用のエフェクターも色々出ているんですが、甘い歪み系エフェクターで代用することも多いです。
まず、増幅させたいボリュームを決めてちょっと強めにボリュームを設定します。
次にTONEやOVERDRIVEのツマミはほぼゼロ値まで戻します。
ちょうど\(^o^)/の手の部分みたいな形にツマミを設定してあげるってことです。
こうすることで、音量だけが増幅されたことになり、少しの歪みキャラクターを加えた状態で出音に変化を与えてくれます。
アンサンブル次第ではありますが、一般的には局所的な使い方をすることでそれを踏んだ際のフレーズを際立たせてくれます♪
まとめ
最初の1台として非常にオススメのオーバードライブです。
機能はシンプルですが音の幅も広く、原音を潰すほど過激なエフェクターでもないので色んなジャンルで使うことが出来ます。
コードプレイ、ソロプレイ、どちらでも使えますし後々自分でアンプを手に入れてもブースターとして使えて…と末永く使える1台だと思います♪
価格も1万円ちょっとで手に入りますので、エフェクターの中では安価な部類だと思います。
ギターの音が1段階グレードアップして且つそれをずっと使えるのに1万円っていうのは非常にコスパがいいと私は思います。
何か物足りない…と感じている方には是非試して頂きたい1台です♪